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底辺女子高生

『青空チェリー』を読んだのは確か大学生になってからだったけれど、
「あ、この作者好き!」と直感的に感じたことは今でもよく憶えています。

「爽やか」だけじゃない「どろどろ」まで描写した青春小説!
これこれ、って思いました。

高校3年間、勉強ばかりという記憶が9割を占める私の脳内では、
恋愛事象は全てどこか架空の世界の出来事だったし、

「○○(男子校)校の学祭チケット入手した!」
「この体操で胸が大きくなるってよ!」

と雑誌にでかでかと特集されていた豆知識で盛り上がる同級生を前に

「はあああ」とひときわ大きい溜息をついて(無意識です、断固)
「...なんだよ、こいつ」という思いっきりクウキヨメナイコと化していた私ですから…

だからひときわ現実味のある描写に魅かれたのかもしれません。
現実ってこんなもんよ、ってなもんで(最悪だ…)。

『底辺女子高生』(豊島ミホ/幻冬舎)は
そんな「青空チェリー」の作者が自身の高校時代について述べた

”黒”エッセイ集。

作者自ら「ひくつ病」だった、と称している女子高生時代は
自分とかぶる部分も多く、

ありきたりな感想ではありますが、「共感した」。

とはいえ、第三者として笑ってしまう要素もふんだん。

元気のないときに読み返して記憶を活性化して
ぎゃあぎゃあとのた打ち回って

それでも明日も頑張ろうと思えるような作品です。

(★★★★☆ 4つ星)

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この本が熱い! | 投稿者 さくら 14:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
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